4 文化について

 バティックって何だろう?

 クレヨンで絵を描いたあと絵の具で色をつけるとクレヨンで描いた部分は絵の具をはじいてしまいますね。「バティック(batik)」とは,ロウが染料をはじく効果を利用した技法で染められた布のことをさしています。また,この技法で,染められた布も「バティック(batik)」と呼ばれています。20世紀の初め頃インドネシアのジャワ語のbatikがそのまま英語に取り込まれ,現在のbatikという言葉として残りました。日本でも同じような染め物として,「ろうけつ染め」というのがあります。

  バティックの染料は,豊かな熱帯雨林の植物から作られ,始めは素朴なコットン(綿素材の布)を染めていましたが,現在では,中国から輸入したシルク(絹素材の布)に染めたりすることもあります。また,「チャンティン」という道具を使って手描きで絵を描くようにロウをつけていく技法や,「チャップ」と呼ばれる銅製の型を使ってロウをつけていくやり方などが発明されたことによって,バティックは現在のスタイルのようになりました。
インドネシアでは,とても細かい模様の「ジャワ更紗」とも呼ばれるバティックが多いですが,マレーシアではイスラム教の影響も受けて,植物や独特な模様のデザインが多いようです。

1 バデイック

 バティック作品はどんなのがあるの?

 マレーシアでは,ロウ引きと染色の作業をくり返したり,一面にぬったロウにわざとひびを入れたりして1枚の布を作り上げます。本来,マレーシアバティックは女性の服として作られるものがほとんどでしたが,今ではインテリアに,実用品に,といろいろな作品が生み出されています。

【バテイックの柄】

【チャップ】

1 バデイック

 トライショーって何語なの?

 トライとは,皆さんが音楽の時間に使うトライアングルのトライと同じ意味なのです。あの三角形のトライアングルのトライ(TRI)は3という意味です。
 では,トライショーのショーは,何でしょう。これは,日本ととても深い関わりがあります。
 まず,日本の明治時代から使われていた,人力車から説明を始めましょう。
 この人力車(JINRIKISHA)がアジアの各地に伝えられて,呼び名が変化しました。

 JINRIKISHA(ジンリキシャ) → RIKISHA(リキシャ) →
       RIKUSYA(リクシャ) → RIKUSHAW(リクショー)

 人力車(RIKUSHAW)は車輪が2個しかついていませんでしたが,このRIKUSHAWに自転車を付けた人がいました。そして3輪のRIKUSHAWに新しい名前が付けられました。
 それが,TRI−SHAW(トライショー)なのです。
 

 どこの国でもトライショーって呼んでいるの?

 マレーシアの中でもBECHA(ベチャ)というところもあります。
また国によってはTRICYCLE(トライシクル)と言うところや,
RIKISHAW(リキシャー)と言うところもあるそうです。
 他にどんな言い方があるか調べてみましょう。

 

 トライショーの形はどこでも同じなの?

 ペナンのトライショーは,客席の後ろに運転席がありますね。右の写真のように,客席の横に運転席が付いているものもあります。また,きれいに飾り付けをしていますね。
 地域や国によって形が違うようです。他にはどんな形があるのかな?


 

 トライショーはいつごろペナンに伝えられたの?

 1940年ごろに,お隣の国・タイ王国から伝えられたそうです。
 

ナンバープレートの上JINRIKISHA
(ジンリキシャ)と書いてあるよ。トライショーって日本の人力車とつながりが深いんだね。

【昔の人力車】

【現在のトライショー】

【マラッカのトライショー】

バテイック
トライショー