ジャックフルーツ(パラミツ)

 ジャックフルーツは雌雄異花の常緑高木でパラミツとも呼ばれています。果実は果長20〜80cm、果径15〜50cm、果重30kgにも達するものもあり、ラグビーボールよりも大きなフルーツです。マレーシアが原産地で、この大きな実は木の幹や太い枝のところに着生しています。果皮一面に粒状の突起があり、初めは緑色ですが熟すと橙褐色になります。表皮の中はトウモロコシに似た小さな房に分かれていて、それぞれに柔らかい黄色い実が詰まっています。甘いがクセのある味なので、好き嫌いが分かれるところです。


若い果実は生食または調理用とされます。塩漬けや砂糖漬け、乾果としての利用もあります。種子はデンプン質で、煮たり焼いたりして食用にされます。果物として生食するのは種を包んでいる種衣の部分です。果実を傷つけると、粘り気の強い粘液が大量に出るため、この部分をうまく取り出すのには熟練が必要なのだそうです。